2010年8月16日月曜日

陳氏のコラム

ソース http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zaifx/column/column&cate=chin&art=76より抜粋
緑の部分は個人に的に気になる箇所

本来ならば量的緩和につながる材料なので、米ドル売りが加速するといったように、教科書的な市場の反応が見られるはずだった。だが実際には、ドルインデックスは節目の80手前まで下押したものの、80割れには至らなかった。

(2)米ドル安のスピードが速すぎて、そろそろ一服してもおかしくない段階にきている

 今回のFRBの措置は一連の「救急策」の始まりに過ぎず、欧米でこれから、本格的な量的緩和策が続々と出現するだろう

 だが、日本の例を見ればわかるように、「宿命的」な構造が一時歪んだり、延びたりすることがあったとしても、最後にはその示された方向どおりになっていくのが、経済・景気変動の本質である

なにしろ、筆者の見方はこれとまったく逆だ。筆者は「短期はいったん円安、長期は超円高」というもので、本当に市場参加者の現時点での短期的な見通しが円高で合致しているならば、これから円高が進むのではなく、いったん円安になる確率が高いだろう