2010年8月20日金曜日

陳氏のコラム

ソース http://zai.diamond.jp/servlets/Query?SRC=zaifx/column/column&cate=chin&art=77より抜粋
緑の部分は個人に的に気になる箇所

まとめ
・ドルは2、3年で見れば下降する
・予兆は米国債のCDSが示している
・欧米では米の方が下落余地有り
・中国の米国債離れが米ドル下落の要因になりうる

--以下引用

世界経済の2番底懸念で米ドルがリスク回避先とみなされ、買われる傾向にあるということだが、円は米ドル以上のリスク回避先とみなされるから、結局、米ドル/円は下落し続けるという解釈だ

中長期スパン(これから2~3年間)では、米ドルと米ドル資産はリスク回避先ではなく、リスクそのものとして売られ続ける宿命となろう。

それは、米国債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の上昇スピードが速まってきていることだ。これはほかならぬ、米国債の信用度の低下を意味し、米国のソブリンリスクそのものの増大を意味するサインと受け止められる。

(米、英、仏)その内、一番深刻なのは米国であろう。

--引用終わり
理由はヨーロッパすでにある程度の下落を行っているから

結局、アメリカの実態とヨーロッパの実態がどの程度悪くて、どちらが悪いかということで
ユーロドルの相場は決まってくるということですが、どちらも最終的には悪いということになれば、
結局リスク回避で、円が買われて円高が進むといくとことになるのでしょう。

円高は65円程度まで進む可能性もあるかも知れませんが、本格的な円安基調になるには、
日本国債の信用性がはじけるかアメリカがドル高を望むかといったことしか強いトリガーにならないのではないでしょうか。

しかしそれは当分先の話のはずなので、2、3年という話であれば世界は不安で、
ドル円65-90
ユーロドル 1.1-1.4
といったドル安、円高、ユーロ不安定といった流れになるのでしょうか?