2010年8月20日金曜日

日銀の対応

ソース http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aVsegOkcpJ28より抜粋
緑の部分は個人に的に気になる箇所

日銀は臨時会合見送り、情勢見極め続ける構え-市場変動次第で対応も

8月20日(ブルームバーグ):日本銀行が 円高阻止に向けて追加緩和に踏み切るとの思惑が強まる中、日銀は為替市場の動向とその影響を見極める姿勢を続けている。金融市場で急激な変動が起きない限 り、政策判断も9月に開かれる通常の金融政策決定会合まで持ち越す構えで、臨時会合の開催を期待する向きには肩透かしとなる可能性もある。複数の関係者へ の取材で明らかになった。

東海東京証券の斎藤満チー フエコノミストは「政府・日銀内部でも為替や景気認識が分かれているようだ」と指摘。「円の実質実効相場でみれば2005年並みの水準で、必ずしも円高で はない」という。日銀が公表している実質実効為替相場(数値が多いほど円高)は足元で100強と、史上最高値を付けた1995年の150を大きく下回って いる。

このため為替の動向を含め今後の情勢次第では、早ければ9月にも追加緩和があるとの見方は根強い。長谷川氏は「仮に円高・株安が小休止し、来週初の『菅-白川会談』前後の緩和が見送られても、9月6、7日会合で追加緩和に踏み切る可能性が高い」とみている。