気になるテクニカル指標をCMSジャパンのVTトレーダー2のインディケーターを使って見ていきたいと思います。
アベレージ・ディレクショナル・ムーブメント・インデックス(ADX)は、J. Welles Wilderによって考案されました。 この指標はプラス方向インディケーター(+DI)とマイナス方向インディケーター(-DI)によって構成されています。 この2つのインディケーターのことを一般的に方向性指数(DMI)と呼び、この指標にWilder平滑化を施すことにより、最終的なADXが求められます。
ADXは市場のトレンドの強さを判断するための指標で、0~100で表示されます。この値が大きい程、市場のトレンドが強いと言えます。
ADXが40以上であれば非常に強いトレンドであり、20以下であればトレンドが無い、もしくはもみあい相場である判断できます。 一般的にトレーダーは、トレード手法をより確実なものとするために、この指標をフィルターとして他の指標と組み合わせて利用します。
ADXを好む人も多いようですが、このようにADX自体はトレンドの強さを示す指標なので他の指標を使う際のフィルターとして使うのが正しいようです。
個人的な利用度 ☆