2010年9月2日木曜日

ユーロの危機はどのくらいなのか?



ギリシャ問題が騒がれる前に出版された本ですがユーロ圏の現状について知るには非常に
面白い本になっています。

基本的にロイターやブルームバーグのニュースを基にしたレポートになっていますが、
これを読むとEUが抱えている問題の大きさが感じられます。

ユーロがすぐに消滅することは無いでしょうが、EUおよびユーロというシステムが持っている
不安定さがある限り、ユーロは常にリスクを抱えていくのだと思います。

この本ではギリシャについては触れられていませんが、欧州の情報を得るためにはよい本だと思います。