2011年1月14日金曜日

⑤Multipair_Trader EAの使用方法

ドンチャンチャネルのEAに他の通貨ペアのトレンドフィルターを加えたEAになります。



上記のサブウインドウのインディケーターが他の通貨ペアのトレンドを表示している状態になりますが、それぞれの通貨の価格と移動平均線との差分で強さを表示するようにしています。(上記はユーロドルのチャートにユーロドル、ユーロポンド、ユーロのデータ円を表示)

1つの通貨ペアのトレンドだけではトレンドが騙しの場合がありますが、関連する通貨(ユーロドルであればユーロポンド、ユーロスイスフラン、ユーロ円など)のトレンドと併せて確認すればエントリーの精度が上がると思います。

強いトレンドを捉えてエントリーします。
バックテストの結果を見ると、ある程度怖いエントリーは回避できているようです。

バックテスト:「DonchainBack.lzh」をダウンロード
(Don1M._3PairF_Dayhtm.htmあたりが一番安心できそうです。)

EAの使用条件

時間足:5分足(設定によりどの時間足でも使用可能)
通貨ペア:EURUSD(他通貨でも可能ですがスプレッドが少なめの通貨を推奨)
最大同時ポジション数:100(20程度を推奨)

※ロット数に関しては資金量と最大ポジションに併せて、最適な値に変更する必要がありますが、標準の設定では、1ポジションの最大損失額は400pips程度になる可能性があります。

EAの使用ファイル

[ファイル名]
Donchian.mq4 ・・・インディケータ
CPair1.mq4 ・・・インディケータ
CPair2.mq4 ・・・インディケータ
CPair3.mq4 ・・・インディケータ
Multipair_Trader.ex4 ・・・EAファイル
multipair_trader.tpl ・・・テンプレートファイル

ファイル数合計 = 6 個

EA設定用のパラメータ-

主なパラメーターです。

maxtrades=100;  // 最大ポジション数の値 資金量とロット数により調整してください
timeframeX=true;  // X時間足のドンチャンチャネルを使用するかどうか(trueで有効)
timeframeXperiod=x; // X時間足のドンチャンチャネルの期間(その時間足のドンチャンチャネルを使用する場合だけ有効)
timeframeXvfilter;  //X時間足のボリンジャーバンドボラティリティフィルターを使うかどうか(trueで有効)

otherpairfilter1=true;         //他通貨1をフィルターに使うかどうか
Pairfilename1 ="CPair1";  //他通貨1フィルターに使うインディケーター名
otherpairtf1=1440;                //他通貨1のタイムフレーム

otherpairfilter2=true;         // 他通貨2をフィルターに使うかどうか
Pairfilename2 ="CPair2";  //他通貨2フィルターに使うインディケーター名
otherpairtf2=1440;               // 他通貨2のタイムフレーム

otherpairfilter3=true;         // 他通貨3をフィルターに使うかどうか
Pairfilename3 ="CPair3";  //他通貨3フィルターに使うインディケーター名
otherpairtf3=1440;              // 他通貨3のタイムフレーム

その他の共通のパラメーターに関してはこちらを参考にしてください。

標準ではForex.com.JP社用でユーロドル使用の設定になっています。

他の取引会社や通貨ペアで使用したい場合は、下記を参考にしてください。

⑤Multipair_Trader EAで使用する通貨ペアを変更する方法です。

このEAでは通貨ペア名を下記の3つのインディケーターから取得しています。

CPair1.mq4 ・・・インディケータ 
CPair2.mq4 ・・・インディケータ
CPair3.mq4 ・・・インディケータ

通貨ペア名を変更する場合はメタエディターから、変更したいインディケーターを開き、通貨ペア名を変更してください。

方法は、メタトレーダーからメタエディターを開き(下記アイコンをクリック)



Navigatorから変更したいインディケーターを開きます。



通貨ペア名の部分を変更します。変更後compileのボタンをクリックすれば通貨ペアの変更は完了です。


チャート上でインディケーターを表示させて変更した通貨ペアのデータが正常に表示されるかを確認して下さい。