2010年12月25日土曜日

①HL Fibo Trader EAの使用方法・使用条件 その3

①HL Fibo Trader EAの使用方法・使用条件 その2

で記載したハイローバンドトレードシステムを半裁量のシステムから完全自動のシステムに変更しました。



変更後の使用方法と使用条件をまとめると下記のようになっています。

変更点

1.週足のDerivative_Oscillatorインディケーターの値を確認し、このインディケーターの値が0以上でロング、0以下でショートしかエントリーしないように変更しました。(エントリーフィルター1)

 

2.更に週足のハイローバンドの比率を確認しトレンドが弱い段階での反転サインに関してはロット数を減らしてエントリーできるようにしました(エントリーフィルター2)。下記画像(上はロングエントリー・下はショートエントリー)の①の場合



各エントリー条件の詳細は、その2の記事に記載したものと同様です。

3.トレード時間を指定できるようにしました。パラメータで指定した時間のみにエントリーするように設定が可能です。

4.EAファイル自体もファイル名を修正し、HL_Fibo2_LotOptと名前を変更しました。

5.パラメーターが幾つか追加になっています。
変更箇所は、

lowlots=0.01; トレンドが弱い際にエントリーする場合のロット数です。

string timefilter="Time Filter"  //タイムフィルターを使うかどうか
usetimefilter=false;             //タイムフィルターを使うかどうか falseで不使用 trueで使用
weekfilter=false;                   // タイムフィルターを使うかどうか falseで不使用 trueで使用
starthour=7;                         // トレード開始時間
startminute=0;                       // トレード開始時間(分)
endhour=21;                          // トレード終了時間
endminute=0;                         // トレード終了時間(分)
 
   
derosctf3=10080; // derivative oscillatorをフィルターに使う際の時間足 デフォルトでは週足を使用します。

使用ファイル
[ファイル名]
Derivative_Oscillator.mq4 ・・・サブウインドウ用
HL_Fibo2_LotOpt.mq4 ・・・EAファイル(変更)
HL Fibo.mq4 ・・・インディケータ
hl_fibo.tpl ・・・テンプレートファイル(オリジナルはTSFのフォーラムにあります。一部修正)

注意点 

タイムフィルターはバックテストでは良い結果が出なかったので不使用になっています。短い時間足で使用する場合には役に立つかもしれません。

 EA自体はどの時間足でも使用可能ですが、標準の設定では日足に最適化しています。